今までエネブルームではフィリピンに50台(2024年5月時点)ほどの冷却塔向けスケール除去装置の導入実績があります。特殊な水を用いて、配管内・熱交換のスケール等の汚れを洗浄します。特殊と言っても電気分解した水を用いるので、とても安全です。環境負荷がかかりません。酸化した水を電気分解し還元すると、水の分子クラスターが細分化されます。表面積が増えるのです。洗浄する水の表面積が増えると汚れを溶かしやすくなります。この原理を利用して配管内や熱交換器内のスケールの汚れを洗浄します。洗浄されたスケールは電極カバーに再結晶化して収集します。
ルソン島北部の精密部品メーカー様へスケール除去装置を設置したところ、フィリピンの今までの実績の中で、1カ月間で最高の量のスケールが取れました。(写真を御覧ください)。これだけの量のスケールが毎月、配管内部や熱交換器などの水管に付着していると思うと、ぞっとしますね。フィリピンの海沿いの工業用水にはシリカ、カルシュウム成分が多く含まれています。海沿いに工場を構えている企業の方はご注意下さい。
スケール除去装置1台で、150~200トンクラスの冷却塔をカバーします。スケール除去は月に1回程度の頻度でメンテナンスするのが理想です。また、自社でスケール除去装置の保守を行うとおっしゃる企業さんもありますが、しっかり保守できていないのが現状です。保守経費はかかりますが、エネブルームにお任せいただくことをお勧めします。ぜひあなたの会社でも、冷却塔向けスケール除去装置の導入と、その後の保守をエネブルームにお任せ下さい。
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